戸村氏発祥の地(茨城県那珂市戸)
2005年 11月 05日
今日は、戸村氏の発祥地である茨城県那珂市へ行きました。戸村氏は元々、藤原秀郷の末裔である那珂氏の分流として、この地に起こったのですが、この戸村氏は、南北朝の争いのときに、南朝側に付いて戦いに敗れ、一族は滅亡しました。
この地は清和源氏の佐竹氏の領地となり、佐竹氏の末裔が滅んだ戸村城を再興し、再びここに戸村氏が起こったのです。ですから、これを佐竹戸村氏と呼んで、前の那珂戸村氏と区別しています。
今日、調査に行ったのは、那珂市戸(現在は「戸村」から「戸」という地名になっている)にある戸村城跡です。城を囲った堀や土塁の類は今でもしっかり残っていて、写真に収めてきました。土塁に周りに水路があるので、水路がかつての城郭を覆うように複雑に入り組んでいました。
戸村城は1600年代後半まで、佐竹氏によって守られていたのですが、関が原の戦の後に、秋田へ佐竹氏が移封されたのに伴って、戸村氏もこの地を離れ、佐竹氏と一緒に移ったのです。資料を整理したら、近いうちにホームページにもアップします。
この地は清和源氏の佐竹氏の領地となり、佐竹氏の末裔が滅んだ戸村城を再興し、再びここに戸村氏が起こったのです。ですから、これを佐竹戸村氏と呼んで、前の那珂戸村氏と区別しています。
今日、調査に行ったのは、那珂市戸(現在は「戸村」から「戸」という地名になっている)にある戸村城跡です。城を囲った堀や土塁の類は今でもしっかり残っていて、写真に収めてきました。土塁に周りに水路があるので、水路がかつての城郭を覆うように複雑に入り組んでいました。
戸村城は1600年代後半まで、佐竹氏によって守られていたのですが、関が原の戦の後に、秋田へ佐竹氏が移封されたのに伴って、戸村氏もこの地を離れ、佐竹氏と一緒に移ったのです。資料を整理したら、近いうちにホームページにもアップします。
by uranoke
| 2005-11-05 17:12
| 調査日記